自作PC(ソフトウェア編) By ASK

13. Windows 11をインストールする

 インストール用メディアを作るメリットは、最新版のWindows 11をインストールできる。
Windows 11は継続的にアップデートが行われているため、例えば1年前に買ったメディアでインストールすると、
アップデートにとても時間がかかる。
最新の大型アップデートを適用した状態でインストールすれば、インストール後は最小限のアップデートで済む。

 インストール用メディアの作成にはマイクロソフトが提供する「Media Creation Tool」というソフトを使う。
ソフト自体のバージョンが古いと古いバージョンのWindows 11をダウンロードする場合があるため、
作業する直前にマイクロソフトのWebサイトからダウンロードするとこと。
Windows 11の「Media Creation Tool」

マイクロソフトが提供するツール「Media Creation Tool」。
最新版のWindows 11のインストールメディアを作れる他、
ISOイメージファイルのダウンロードも可。



USBメモリーに直接コピー

ツールでUSBメモリーの作成を選ぶのが簡単。
指定したUSBメモリーの中身は全て消えるので注意。容量は最低10GB必要。




USBメモリーを接続して起動

作成したインストール用USBメモリーを差した状態でパソコンを起動する。
まずはBIOS(UEFI)設定画面を開く。




起動デバイスを選ぶ

「Boot Option」というメニューからUSBメモリーを選び。「UEFI:○○」という選択肢を選ぶ。





インストールの開始

インストール用メディアから起動するとこの画面になる。
設定項目が見えるが、ほとんど変更できない。「次へ」をクリック。




キーボードの設定を選ぶ

キーボードの種類を選ぶ。後でも変更できるが、「日本語」を選んで進める。





実行するセットアップを選択する

このプログラムでは、Windowsの新規インストールのほかに既存のシステムの修復もできる。
ここでは「Windows 11のインストール」を選択。
ファイル等が削除されることに同意する必要があるが、新しくインストールの場合なので「次へ」。



プロダクトキーを入力する

プロダクトキーがある場合はここで入力する。
「プロダクトキーがありません」をクリックしても、
後回しにしてWindowsのインストールを進めることができる。



エディションを選択する

プロダクトキーを入力しなかった場合は、ここでインストールするエディションを選ぶ。
持っているプロダクトキーと違うエディションをインストールしてしまうと
アクティベーションができなくなるので注意。



ライセンス条項の確認

インストールするにはライセンスに同意する必要がある。「同意する」をクリック。





インストール先を選択する

Windows 11をインストールする先を選ぶ。
内蔵ストレージを1つしか取り付けていない場合は「ディスク0」を選ぶ。
画面ではインストールに使用したUSBメモリーが「ディスク1」として表示されている。



インストール設定の確認

ここまでの設定の確認を行う。「インストール」をクリックするとインストールが始まる。





インストールが始まる

インストールが始まったら、しばらくは画面の確認だけ。
途中で何度かシステムが再起動する。
USBメモリーからSSDへのインストールなら、10分程度で終わる。



Windowsの初期設定をする

インストールが終わったら、最後にWindowsの設定を行う。
地域の設定はあらかじめ日本が選択されているので、「はい」を選んで進める。




キーボードを設定する

日本語入力のIMEを選ぶ。ここは「はい」で進める。
次の画面でIMEを追加できるが、後からも追加できるため「はい」で先に進む。




ネットワークの設定

Windows 11は初期設定の時点でインターネット接続が必要。
有線LANの環境があると簡単。
無線LANを使う場合は、あらかじめブロードバンドルーターのSSIDとパスワードを確認し、
必要に応じてMACアドレスの登録も。
※ ただし、ネットワークを接続しないで、ローカルで設定をすること(うざいから)

更新プログラムをチェック

途中、何度か更新プログラムをチェックする画面が表示されが。終わるのを待つ。





パソコンの名前を設定する

Windows 11では、パソコンをMicrosoftアカウントと紐付けて使う場合は。
同じアカウントで複数の機器を使うこともあるため、判別出来るように分かりやすい名前を付ける。
ただし、「必ずローカルアカウントで設定すること」



Windows Updateを実行する

アップデートが実行される。少し時間がかかる場合もある。
※ ただし、ネットワークを接続しないで設定をする場合は完了後に一括でアップデート





Microsoftアカウントを紐付ける

Microsoftアカウントにサインインする。
アカウントを持っていない場合は次の画面で作成することも可能。
ただし、必ず「ローカルアカウント」でインストールする。



PINコードを設定する

Windowsにサインインする際に使うPINコードを設定する。





プライバシー設定をする

位置情報などプライバシー情報の設定を行う。
ここの情報は個人を特定しない形でデータ分析等に使われるが全て拒否。




設定を復元する

他のパソコンで使ったことのあるMicrosoftアカウントでサインインすると、
バックアップから設定を復元できるが、ローカルアカウントでは不可。
復元しない選択も可能、個別に復元ポイントを作成すること。



デスクトップが表示される

スマートフォンとの連携などの機能紹介があった後、デスクトップ画面が表示される。
これでWindows 11のインストールは完了。






インストールに失敗する場合は

要件を満たしていないと表示される

Windows 11の動作要件は満たしているはずなのに、
「システム要件を満たしていません」と表示される場合がある。
これはマザーボードのセキュリティ機能が原因であることが多い。設定で有効に。



セキュリティ機能を有効にする

今回使用したマザーボードは、「Advanced」タブの「CPU Configuration」に設定があった。
「AMD fTMP switch」がそれだ。「AMD CPU fTMP」が選択されていればOK。
モデルによって項目名が異なる可能性があるため、
「Security」や「TPM」、「PTT」などの単語をヒントにして探すとよい。




14. デバイスドライバーをインストールする

 Windows 11をインストールした直後は、
Windows 11があらかじめ備えているデバイスドライバー(「インボックスドライバー」とも呼ぶ)しかないため、
一部の機能が使えなかったり、性能が発揮できなかったりする。
そこでデバイスドライバーをインストールする。従来はマザーボード付属のCDやDVDでインストールしていたが、
今は光学ドライブがないパソコンが多いこともあり、メーカーのWebサイトなどから最新版をダウンロードするのが主流。

 デバイスドライバーはWindows Updateでも入手できる。
そのためまずWindows Updateを実行してから足りないデバイスドライバーをメーカーのWebサイトから入手するという手順が楽だ。
場合によっては、Windows Updateだけで一通りのデバイスドライバーがそろうこともある。

デバイスマネージャーで状態を確認

デバイスマネージャーを開くと、いくつかの項目に「!」マークが付いているのが分かる。
これは機器や機能が正常に認識されていないという意味だ。
Windows Updateである程度解消される場合もあるが、
消えない場合はマザーボードメーカーのWebサイトから
ドライバーをダウンロードしてインストール。

マザーボードの製品ページからダウンロード

マザーボードのデバイスドライバーは、
メーカーサイトの製品ページからダウンロードできることが多い。
たくさんあってどれをダウンロードすれば分からない場合は、
チップセットのドライバーから試してみる。







バックメニュー